復元測量

「外構工事をしたせいか、境界標が一箇所だけ無くなってしまったかもしれない、、」

「土地の売却で不動産屋さんからは『境界標が全部あれば大丈夫』と言われたが、見つからない箇所がある。

こういった場合、境界復元測量を行います。

目次

境界復元とは?

無くなっている、見つからない境界標を復元することです。

復元する境界標に接する土地の所有者の方に立会の上、了承をいただいたあと、境界標の埋設をします。

境界確定測量との違いは?

確定測量の場合は隣接する全ての土地所有者と立会が必要ですが、

境界復元は、境界標が無い箇所の隣接土地所有者のみ立会が必要。という点が一番の違いです。

また、上図のように、仮に道路側に境界標を埋設したいのに、道路境界が未確定だった場合、

確定測量の時と同様、市町村と協議の上、道路境界を確定させる必要があります。

なぜ境界復元をする必要があるのか?

境界確定の時同様、後のトラブルを防止するために、不動産売買の契約書に

『境界明示』(土地の売り主は契約までに自分の土地の境界をハッキリさせてね

という形で要項に盛り込まれているからです。

売買契約書の内容に『隣接地全てと立会の上、署名をもらうこと』と記載されている場合は
境界復元ではなく境界確定が必要ですので、

気になる方は不動産屋さんのご担当者に確認してみるとよいでしょう。

境界復元測量の費用と期間

※最低価格・期間の目安です

境界確定同様、費用や期間は土地の面積や立会人数によるところが大きいです。

こちらも一般的には現地測量後、1~2ヶ月で完了することが多いですが、

隣接地所有者の所在が不明、道路境界が未確定といった場合、想定よりお時間がかかることがあります。

土地の境界復元についてお困りの方は、ぜひ相談フォームよりご相談ください。

境界標探索のみで終わることも

「境界標が見つからないので復元測量をお願いします」

と、依頼を受け現地に伺ったところ、きちんと探したら境界標が見つかった。

ということが、実はよくあります。

例えばこちら、一見すると何もないブロック塀ですが・・

ブロック塀を削ってみると・・(許可を得て削っています)

境界標がありました。

このように、境界標は分かりくいところに存在していることも多く、
(境界標を埋設したあとから外構工事などをしている関係で)

一見すると見つからなくても、きちんと探せば出てくることも少なくないです。

何十cmも掘ってみたり・・

アスファルトを削ってみたり・・

結果的に全ての境界標が見つかった場合、測量や立会はせずに、

境界標の写真のみを成果品として納品することになります。
(仮にご依頼がすべての境界標が見つかればOKだった場合)

境界標探索の費用

※最低価格・期間の目安です

測量や立会は行いませんが、現地作業費、成果品作成費用をいただいております。

当初は復元測量の依頼で見積もりでは約25万円だったが、結果的に境界標がすべて見つかったので
最終的に5万円の請求になった。

といった例もよくあります。

上の写真のように、ブロック塀を削る必要がある場合もございますので、
事前にお打ち合わせ等させていただければと思います。

境界標探索について、お困りの方はぜひ相談フォームよりご連絡ください。

お気軽にお問い合わせください

TEL 046-231-5059
(受付 / 月~金曜日(祝祭日を除く) 8:30 ~ 18:00

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